室内においての人とペットと共存
運命的?な出会いを経てペットを会社で飼うこととなり、自動的にペット部なるものが出来てしまったベスト。従業員も皆ペット社員(猫社員)にやさしく、以前よりも会社の中が明るくなったような気がします。「アニマルセラピー」とまではいいませんが、私たち人社員も気が付かないうちに猫社員によって癒されているのだと思います。 しかし良い事ばかりでもありません!ペットを飼うということはとても大変な事で、毎日の仕事の他に様々な作業が増えました。とくに身体に障害を持つイチゴは、トイレまでたどり着けずにウンチやオシッコをしてしまいます。会社なので従業員やお客さんが頻繁に出入りする中、掃除だけでは解決できない臭いの問題など、室内において人とペットが共存するには色々な問題があることに気が付きました。
ペットと掃除
ベストは、建物の掃除を仕事としている会社です。そのせいか、ペットを飼ってみて1番最初に気が付いた問題点は「掃除が大変」という事です。なぜ掃除が大変かというと、
- 1. ペットの抜け毛やフケ、爪とぎされた後のくず汚れやオシッコやヨダレによるしみ汚れなどなど、掃除で除去する「汚れ自体が増えた」ということ
- 2. ペットの排泄物や体臭、ペットフードやマーキングなどによる「臭いの問題」等が考えられます。これらの問題は、猫に限らず、室内でペットと暮らす際に共通するものも多いのではないでしょうか?
猫社員ピンチ!
猫アレルギーの人社員入社!!
2005年春、ベストに新しい人社員が入社しました。会社にとっては喜ばしい事なのですが、しかし、その人社員は“猫アレルギー”だったのです!人社員に「会社へは入るな!」とは言えず、猫社員を退社させるしか方法はないのか?と悩みました。どうしたら人社員と猫社員の両者にとって、良好な環境を作る事ができるのかを考えました。そして、猫アレルギーとは何か?対策案は?など、様々な問題を解決するため「ベストを尽くす!」事が当社のモットーなのです。
猫社員ピンチ!の原因は猫アレルギーが問題となっていますが、アレルギーとは何かを少し調べてみました・・・
アレルゲン・・・アレルギー原因物質 アレルギーの反応では、IgE抗体という抗体が「攻撃」の中心的な働きをしています。また、これに対応する抗原をアレルゲンとよびます。このアレルゲンがアレルギーの原因物質です。アレルゲンは主に吸い込んで体の中に入る「吸入性アレルゲン」と、食べ物として入る「食物性アレルゲン」とに分けられます。吸入性アレルゲンではホコリやダニ、カビ、花粉、ペットの毛やフケなどが、食物性アレルゲンでは卵、牛乳、小麦などがあります。花粉症のアレルゲンとして代表的なのはスギ、ヒノキや、イネ科の植物などの花粉です。
対策案
アレルギーの発症や悪化を予防するのに最も重要なのは、アレルゲンにさらされる機会をできるだけ少なくすることです。猫アレルギーは吸引性アレルギーに分類され、1番の対策方法は室内からアレルゲンとなる猫の毛やフケをできる限り除去すること。つまり、日常的に行うこまめな掃除が大切となります。しかし、毎日大量に抜ける猫の毛やフケを掃除するのはとても大変な事です。そこで、少しでも掃除をラクにするために「ペットと暮らすお掃除最強マニュアル」を作成しました。このマニュアルは、雑誌「ダックスファミリー」2005~’06年版(成美堂出版)で紹介され、当ホームページでも掲載しているのでぜひ参考にしてください。
さらに、こまめな掃除が大切なのはわかりますが、毎日行う掃除だからこそ「少しでもラクにしたい!」と思い考えました。除去する汚れを少なくすることで掃除をラクにできないものだろうか?つまり、室内におけるアレルゲン(猫の毛やフケ)の量を減らす方法を考える事にしました。何度も思うことだが、原因は猫社員である!・・・猫が室内にいなければ汚れの量は減るのである。猫社員が夜は社内で寝るとしても、人社員が会社に訪れるのはam8:00~pm18:00位であるから、その時間帯だけでも外に出てもらえたら、汚れも減るし猫アレルギー対策にもなるのでは?と思い、使用していなかった会社の裏庭にペット部猫課を設立する事となりました。猫課の事務所作りに対する予算はほとんどないため、社員による日曜大工の作業となりました(猫アレルギーの社員も一緒に作りました)。*この日からホームセンターの常連に!
詳しくは「ペット部猫課の猫課の事務所作り」で紹介してます
猫アレルギーの人社員が入社した事により、何とかしようと考え「ペットと暮らすお掃除最強マニュアル」が作られるきっかけとなりました。さらに猫社員のための「ペット部・猫課」の事務所を作り、猫社員だけでなく人社員も大喜び!人社員と猫社員の両者にとって、良好な環境を作ることが「ベスト」にとっても良好な環境となります。
- ペットと一緒に暮らしている方で作業を依頼される場合は注文のさいにお伝えください。(エコ洗剤を使用し、一部の 作業などが変更されます)また、ペットによる床や壁や柱の引っかき傷などの損傷をリフォームいたします。 詳しくは「 ペットでリフォーム事例 ・ リフォーム or クリーニング 」にて