ペットと暮らしていると、おう吐物の掃除も日常的な作業の一つといえます。その内容は、食べたフードであったり胃液や毛玉(グルーミングにより体内にたまる)など様々で、腸内を正常に保つための行動の一つでもあります。当社の猫社員の場合ストレスなのか嫌がらせなのか、食事の催促をする時に長い時間大声で泣いていたりすると、胃液を吐いた跡をよく見かけます。その他、フードをあわてて食べている時など、食後すぐに吐いたりもします。 しないようにしつけはしているものの、体調や習性的なこともあるので完全にコントロールすることは難しいものです。事実、自ら草などを食べておう吐し、食べた草と一緒に毛玉を体外に排出することもあります。もちろん体調が悪い時に行うこともあるので、心配な時は獣医さんに診てもらうことをお勧めします。
おう吐物(ゲロ)の掃除対策
- 予防が大切!おう吐物などの汚れの性質は液体と固体の混合物であることが多く、おう吐された場所の素材に耐水性が無いと除去は困難なものとなります。このことからもおう吐対策として、おう吐される確率の高い床やクッションやペットベットなどの素材は耐水性があり表面形状は凹凸のないもので、胃液のことを考慮すると耐酸性にも優れたものを使用またはシートをかけておくなどの予防が大切です。
にゃんポイント
- おう吐物の処理方法
- 1. 汚れを広げないようにカードや名刺など(薄く、しなりがあるもの)で固形物を先に除去します。
- 2. 耐水性のある素材は前号でも紹介した洗剤洗浄+臭いが気になるときは分解型消臭剤を使用。画像のような耐水性の無い布製のいすなどの場合、液体汚れがしみ込んでいますので、応急処置として 「お掃除教室・カーペットのシミ抜き方法」を参照してください。
- ペットと一緒に暮らしている方で作業を依頼される場合は注文のさいにお伝えください。(エコ洗剤を使用し、一部の 作業などが変更されます)また、ペットによる床や壁や柱の引っかき傷などの損傷をリフォームいたします。 詳しくは「 ペットでリフォーム事例 ・ リフォーム or クリーニング 」にて